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中性脂肪値が30mg/dlを示すと低い(少ない)といわれますが、中性脂肪値が低いだけでは疾患の判断はしないとされています。一般には中性脂肪値だけ低いということで疑われる病気はあまりないとされているのです。中性脂肪値が低いと疑われる、甲状腺機能亢進症や肝機能障害も中性脂肪よりもコレステロールの影響を受けやすいといわれています。また、中性脂肪値が低いと消化・吸収機能の低下も考えられますが、その場合は、タンパクなどの他のデータの値が低いことが多いので心配はないでしょう。中性脂肪値が低いと心配になったりしますが、コレステロール値などの他の値との関連から総合的にみないと、病気の可能性はいえないということです。不安になった場合は医師に相談してみましょう。
中性脂肪値が少ないとしても病気の可能性は低いとよく言われますが、全くないわけではありません。その一つに甲状腺機能亢進症という病気があります。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺から甲状腺ホルモンがたくさん出過ぎるため、全身の細胞の新陳代謝が異常に高まる病気です。そのため、中性脂肪の消費が増え、中性脂肪値は低くなります。代表的な病気にはバセドウ氏病があります。この病気は1:5の割合で女性に多く、20〜40歳代で発病することが多い病気です。症状としては、動悸、心拍数が多い、汗かき、食欲旺盛でも太ることができない、疲れやすい、不眠症、イライラする、無月経、月経過少などの症状を起こします。また、眼球突出や眼光が鋭くなる、などといった症状もあります。もし、中性脂肪値が低い場合で、体の変化がある場合は病院に行きましょう。
病気ではないのに、特に痩せ型の人は中性脂肪値が少ない場合が多いようです。また、ダイエットをしていてエネルギーが少ない場合も中性脂肪は低値を示すことがあります。中性脂肪値は食後はとても高い値を示すことからも分かるように、食事によって変化するものです。中性脂肪値が少ない場合は、栄養状態が良くないということもいえます。無理なダイエットをしていないか、栄養が少ない食事になっていないか、自分の食生活を振り返ってみましょう。中性脂肪値が少ない場合でもあまり問題はない、と一般的には言われていますが、肝機能障害や甲状腺機能亢進症などの病気の可能性もないとは言いきれません。体に不調のサインが出たら、医師に相談してみましょう。
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